横浜の病院で勉強会

痛み当事者

NPOペイン・ヘルスケア・ネットワーク

主催講習会のイメージ動画です


代表理事の江原です。

NPOの仕事ではないのですが、12月の初めに横浜にある病院の有志勉強会に呼ばれ、慢性的な痛みのリハビリテーションについて話してきました。

横浜といえば有明のハーバーですね。大和の走塁かっこいいですね~。

有志勉強会

勉強会は朋友会という横浜市の公立病院系のセラピストの勉強会でした。

ひとことで言ってみんな真面目に一生懸命学んでいるんだということがひしひし伝わってくる会でした。

今回はNPOのスタッフ経由で話を頂きました。以前も別の病院で行ったのですが、そこに参加してくれたPTさんが、痛みのリハビリに興味を持っていただいて、やはり臨床でも困っている痛みについてもっと知りたいということで、それよりも発展版の内容にしました。

 

またしても横浜と言えば有明のハーバーです。栗の甘みが絶妙でずっと好きですね。

そしてこのパッケージは今のベイスターズの主力が誰なのかよくわかるパッケージでした。

慢性疼痛のからだ

今回は病院の慢性痛で意外と多い、神経障害性疼痛の

病態とリハビリに置いて理解しておくととてもアイデアがわく、「病的疼痛」について時間を割いてお話ししました。

その時には、NPOのスタッフの永田さんが考えた、「慢性疼痛の人のからだ」を体験するワークがとても分かりやすく、みなさん体に起こる想定外のアンバランスに驚いていました。鉄板の実技です。

横浜市大のペインクリニック科の教授も飛び入り参加していましたが、脳の演算処理の限界をついた面白い実技だという感想を頂きました。痛みと注意、リハビリの運動でも応用できる視点ですね。

このハーバーはベイスターズ選手がランダムで5個入ってるんですね~。ロペス入っててほしかったな~ロペス。あとは昔懐かしシリーズあたりやってほしいですね。田代とかポンセのハーバーが食べたいです。

理学療法評価からわかる「なんで痛みが出るのか」

最後に、なんで痛くなるのかを分析するのに役立つ「完璧側臥位」のデモを行いました。これにより、痛い部分を治すのではなく痛みを起こす体の機能障害を見つけ、それを改善することによって、筋骨格系疼痛や慢性疼痛の機能障害を改善することができます。

例えば関節変性は、それそのものが痛いとは限らないです。ただ、それを知らないことで、変性変形が痛いとセラピストが思い込んだり、患者さんにそう指導してしまうこともあるので、分析することそして痛みから視点をそらすことにもつながり、大事なことなので、痛みのポイントを見つけたところで終了としました。

 

臨床で患者さんを診るときに経験が少ないと、その知識と技術が問われる場面になった時に不安を覚え時に患者さんに冷たく当たってしまうこともあります。臨床で困らないためにもガイドラインに基づいた方法を学び、多様性がある各症例に対応できるリハビリテーションが行えるといいですね。

 

今回はNPO主催事業ではありませんが、時間の許す限りこのような出張勉強会も対応していきたいです。

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