地域密着リハビリイベント
去る3月10日に行われたイベント、第1回やまとリハビリテーションフォーラムのまとめです。やまとリハビリ連絡会の初めての大きい一般向けイベントです。参加者138名で大成功だったようです。
ちらしです
きっかけはご縁
地元大和市のリハビリの会、「やまとリハビリテーション連絡会」主催の事業でしたが、きっかけはちょうどこの真ん中にうつっているおもさん(尾森さん)でした。彼は同じ大和市に勤める理学療法士ですが、元々知り合いで、今回やまとリハビリテーションフォーラムが開催されるという時に、推薦してくれたんだそう。
そこにせっかくなのでNPOで参加してもいいですかと強引に参戦したわけであります。このイベント、実は準備に約1年を費やしておりまして、やまとリハ連の阿座上会長をはじめ、事務局、準備委員会の皆様には本当に頭が下がる思いです。準備委員会に集まるたびに、形が出来上がっていく様は参加していて楽しかったですね。
圧巻!原田文植先生!
トップバッターは医師で蔵前協立診療所所長の原田文植先生。大阪市出身、大阪医科大学ご卒業。専門は血液・リウマチ内科医。医学博士・認定産業医・内科認定医・スポーツ健康医・在宅医療認定医。映画出演、バンド活動など幅広く活動する先生です。
小見出しにも書きましたが、本当に圧巻です。控室でお会いした時の勢い、圧が違いました。関西弁だけではない言葉の力を感じました。
それはご講演にも表れていて、ノースライドで、持ち時間フルにお話しされるスタイル。オーディエンスを引きこむ話術。臨床経験に基づく、誰でもできる病気との向き合い方。私はブースの仕事をしながらでしたので、すべて聞くことはできなかったのですが、あっというまの時間だったと思います。
病は気から、ならぬ、口癖から。考えではなく行動は気づいて直すことができる。口から出る言葉から変えていってみては?という至極単純明快な取り組みを実践することをお話しされていました。
インパクトあるタイトルですが、アマゾンのレビューも評価が高いですね。
そしてわたし
肩こり腰痛になにしてますか?とは言えども会場の関係で実技は難しいとわかったので、長引く痛みがよくなる場合とならない場合は何が違うのか、ということをわかりやすくお話ししました。原田先生のご講演の内容にかさなるところもあり、病気や症状に対する考え方に統一感があり参加者には聞きやすかったのではないかと思いました。
痛みの講演にたびたび引用される女流画家フリーダ・カーロの話や、夏目漱石と肩こりとの関係、sence of coherenceなどなど、引き合いに出して、最後は自分でコントロールする方法を身につけるという慢性疼痛の王道でフィニッシュしました。
せっかくおもさんに呼んでいただきましたし、座長がなんと養成校の同級生でもありましたので、期待にこたえようとがんばりました。
リハビリシンポジウム
専門職の当たり前は、一般の方々が知っているとは限らない。このようなリハビリでは当たり前なことを一からやるというのは非常に重要なことです。
例えば脳梗塞になったりすると、病気が全部治ることがない場合も多く、その時に負った障害やその回復具合に合わせて、急性期病院~回復期病院~維持期病院や地域・在宅での医療で患者さんを支えていくことになります。
その一連の流れを市内の基幹病院のセラピスト先生方がシンポジウム形式でお話ししました。
各ブースも盛況です!
ブースはリハビリ相談、リハ関連の業者、そして私たちPHNのブースでした。私たちは無料フィジカルチェックと、なりきり撮影会を催しました。
無料フィジカルチェックは昨年度も行った、痛みに予防につながる情報提供です。身体機能検査を通じてアドバイスを行いました。今回は前回よりもパワーアップして、ハイリスクのスクリーニングや立ち上がりテストを用いて、多面的な検査を行いました。16名の方にご参加いただきました。
スタッフ山口君とヘルプの森君。
想定外の行列ができました!
子供用ケーシーもかわいく仕上がってます!
なりきり撮影会は4名のお友達に参加してもらいました。株式会社ナガイレーベン製作の子供用白衣来てもらってご家族みんなで写真を撮りました。
おいしゃさん、かんごしさんは病院でよく見るけど、リハビリの先生って大きな病気やケガをしないと出会えない。何の仕事かもわからない。なのでお子様にもこんな仕事あるんだよという啓蒙のために企画しました。
白衣の会社ナガイレーベンさんもCSIの一環でこのような企画を考えたそうです。とても良い企画だったのでまたやりたいです。
懇親会でやっと仲良くなれた
終了後は全体の反省会と、その後懇親会。ここでリハ連の皆さんともいろいろ話してようやく仲良くなってきたな~という実感がありました。
実は昨日会議がありまして、フォーラムの次回開催も決まりました。地域の皆さんへ少しずつ、いいことを増やしていきたい。PHNも協力していきたいと思います。
いいねとシェアは最も簡単なボランティア。痛みの悪循環をばっさり断ち切る日本初の団体、PHN にご支援よろしくお願いいたします。
今後の活動
6月15日 長引く痛みの基礎知識と運動療法その3
疼痛ゼロの日シンポジウム2018にてクラウドファンディングに挑戦し達成しました!
https://camp-fire.jp/projects/view/94813 ※現在は募集停止しております
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